諸田玲子さんの「しのぶ恋 浮世七景」を読みました。
浮世絵を題材にした、7つの短編が収録されています。
扉ページに実際の浮世絵があるのですが、
①この作品からどんな物語が生まれるんだろう…と想像し
②読後にしみじみと再度見ては余韻に浸る。
2つの楽しみがあります!
■太鼓橋雪景色
■暫の闇
■夜雨
■縁先物語
■さらやしき
■深く忍恋
■梅川忠兵衛
熟練の書き手がなす技を、存分に味わいました。
諸田玲子さんの描く恋愛は、キュンキュンしたり、切なくなったりでドキドキします!
そういう点からだと「夜雨」「梅川忠兵衛」が、特に好きでした。
諸田さん作品を、もっともっと読みたくなりました。